2010年02月21日

メタボリック症候群

 メタボリック症候群対策の特定健診をめぐり、厚生労働省の

研究班は20日までに、3万人以上のデータ解析で、腹囲が大きい

ほど同症候群や心臓病などのリスクが高まるとする報告書をま

とめた。腹囲測定の有用性が裏付けられたといえるが、明確に

リスクの高低を分ける数値を決めるのは困難で、女性の場合、

現行の「90センチ以上」よりも「80センチ以上」が適切である

ことも示唆された。研究班は、国内の12の疫学調査の対象とな

った40~74歳の男女約3万6600人の結果を総合的に解析。腹囲が

大きいほど、同症候群のリスク要因(高血糖、脂質異常、高血

圧)を2つ以上持つ率が高かった。男性の85センチと同程度にリ

スクが高まる女性の腹囲は80センチだった。女性の方、気をつ

けてください。


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Posted by sunday at 18:09 │研究