2012年03月14日

下北沖にM9級震源域か???

下北沖にM9級震源域~~1000年間隔で発生【切迫度は極めて大きい】face08


北海道・根室沖から茨城県にかけての太平洋側でマグニチュードM9クラスの巨大地震の震源域がこれまで想定されていなかった下北―陸中沖を含め三つあるとする論文を、北海道大学の平川一臣特任教授(自然地理学)がまとめた。過去3500年間に1000年間隔で少なくとも計7回発生しており、このうち下北―陸中沖では【巨大地震が発生する切迫度が極めて大きい】としているface08


平川特任教授は15年にわたり、道東沿岸を中心に地層の堆積物から津波の痕跡を調べた。東日本大震災を受け、調査範囲を宮城県気仙沼市にまで拡大したところ、3震源域があるのが分かったface07


【主な震源域】

①根室沖~襟裳岬
②下北~陸中沖
③陸中~常磐沖



①では1611年
②では12~13世紀ごろから、巨大地震は起きていないといい、特に②では既に800~900年が経過しているため、警戒が必要と指摘した。
③では貞観地震(869年)以来とされる巨大地震だった東日本大震災が発生



北海道から茨城県にかけての太平洋側について、政府の中央防災会議は十勝沖の500年間隔地震や宮城県沖地震の震源域を想定しているが、この間に位置する下北~陸中沖の想定はしていない。face08face08face08  


Posted by sunday at 14:10巨大地震