2010年06月27日

「はやぶさ」


小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセル内の試料容

器を開く作業が6月24日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)

宇宙科学研究所(相模原市中央区)で始まった。JAXAに

よると、同日までに気体の採取に成功した。この中に、小惑

星イトカワ由来の気体が含まれているかどうか、今後慎重に

分析する。試料容器は円筒形で二重構造。22日、開封作業の

準備段階で、外側の容器のふたを開けた際に微量の気体が採

取された。容器は宇宙空間では真空状態になるよう設計され

ており、気体は、下記などが考えられ、期待が膨らむ。

■イトカワで採取した物質の表面から発生た可能性

■地球帰還後、大気が混入した可能性

■はやぶさ内部の樹脂や金属などから発生した可能性
  


Posted by sunday at 16:59サイエンス