不況の世の中をどうのりきるか？！

株を買った投資家はその会社の株主となり、実質、その会社に資金投資をしている1オーナー、ということになります。株主になると配当(インカムゲイン)や株主優待が受けられるほか、株主総会での議事の投票権(持ち株数による)などが与えられます。  

【株式会社】が会社を経営、拡大するためには資金が必要です。その資金調達の方法として株券を発行し資金を得る、というのが【株式会社】が株を発行する目的です｡

例えば事業資金が10億円必要だとしてもこの資金を全部ひとりで出資してくれる人を探すのは大変です。そこでたくさんの人から少しずつ投資をしてもらおう、ということなのです。例えば10000人の投資家からひとり10万円ずつ出資してもらえれば、10億円集められる計算になります。この取引を行える場が東京取引証券所(東証)などの市場(マーケット)で､その売買の仲介役が証券会社です。一企業が東証などの市場に上場するには厳しい条件や審査をクリアしなければならないため、上場を認められた企業は社会的にも大きな信頼を得ることができ、そのネームバリューで更なる業績向上を望めるというわけです。